こんにちは  風ハロです!

春は出会いの季節ですね~
良い出会いも悪い出会いも今後の糧にしていきましょう

さて、先日風ハロが受けたご相談でこのようなものがありました。

今までお仕事で出会った人用の携帯電話を用意していましたが
不注意により紛失してしまい、登録してあったお客様にイタズラ電話がかかるように
なってしまい、お客様から 個人情報を漏えいさせた!損害賠償しろと言われてます・・・

とのことでした

個人情報保護法が制定されてからは、どこもかしこも
個人情報の取り扱いには細心の注意を払っていますし
企業が漏えいさせてしまうと取り返しのつかない事態になってしまうのは
テレビや新聞を見るとよくわかりますね

最近ではベネッセコーポレーションの個人情報流出事件が有名ですね
こちらは、同社の調査で顧客情報漏洩件数を3504万件と推定し一人当たり500円の金券を用意することで
事態を収拾しようとしましたが、納得いかない人たちが損害賠償訴訟を起こしており
平成28年4月現在も係争中となっています。
3504万件×500円=175億2000万円となります。
これは、500円の金券で収拾した場合なので、裁判ではもっと高額な金額が提示されています。

さて本題に戻ります。
ベネッセの件では、悪意のある従業員が故意に個人情報を流出させましたが
ご相談の件は、故意ではないと思います。

たとえば、お客様の誰かがこの方に対して損害賠償請求の裁判を起こしても
慰謝料を払いなさいという判決が出るかというと、その可能性は低いと思います。

まず、慰謝料を請求される場合は自分がやってしまった行為が不法行為に当たるかどうかが問題になります
故意ではないにせよ、自分の不注意で携帯を落としてしまった・・・これはよく聞く話ですが
残念ながら不法行為に当たる可能性は十分にあります。

しかし、この件では自分が携帯を落としたからお客様にイタズラ電話や迷惑メールが届くようになってしまったということを立証するのがとても難しいと考えます(因果関係を立証する)

因果関係の立証は慰謝料を請求する側がしなければならないので、お客様側には多大な労力がかかるでしょう
まずそこまでして、裁判をする理由があまりないので現実問題慰謝料請求をされない可能性は高いです。

また、携帯を落としてなくても、お客様のところには日常的にイタズラ電話や迷惑メールが届く可能性というのはあります
そして、他のことが原因でお客様に連絡がいっている可能性も否定できないので
携帯を落としたからイタズラ電話が増えたということを立証するのはとても困難だと考えます。

また、立証ができて慰謝料として認められる金額は数千円から数万円になることが多いです。
これらのことからも、わざわざ裁判を起こしてまで・・・と考える人は少ないと思います。

これらは法的な観点としての問題にはなりますが
実際のところ、携帯を落としたという話はよく聞きますが、それによって個人情報が流出して
慰謝料を請求されたという話は聞きませんよね

やはり、ニュースや裁判になるのは、企業などが 何万件という個人情報を故意または過失により
流出させた場合が多いという印象です。

いまや携帯電話は一人1台の時代ですし、より高性能になり沢山の情報が保存されている場合がほとんどです。
万が一のため、普段からロックをかけることを徹底するようにしましょう!

風ハロでは、デリケートな案件が多いので個人情報に関するセキュリティは万全にしております。
※オフラインPCのみで管理するので悪意を持ったスタッフがいない限りは流出しません!
田中君! 流出させちゃダメだよ